結果報告、とか

たぶんこのブログ読んでいる人はせいぜい一部の私のフォロワーくらいだろうと思うので今更ではありますが、改めて。

 

4回目にして、ようやく東京大学理科一類の合格を掴み取りました。

 

Twitterでも再三言いましたが、一緒に頑張ってきてくれた界隈のみなさんからは大変いい刺激を受け、励みになりました。応援してくださった非受験生の方々も含め、本当に感謝しています。ありがとうございました。

さて、いろいろと話したいことはあるのですが、4年間の歩みと勉強の話についてはいまいちまとまらないのでもう少しだけ時間をください。今回は受験生活終了にあたっての総括ということで、短めに。

 

 

 

発表は自分の受験番号から探しました。最低点で期待して落ちると悲しいので。最低点がとんでもない数字になっていたことに気付いたのはその直後です。Twitterでは受験生のレベルが急激に上がっているなどとまことしやかに囁かれていますが、自分の開示を見ないことにはなんとも言えません。ただ、数字としてみるとやはり異様ですね。

 

正直なところ、自分でもなぜ受かったのかよくわかっていません。Twitter上で私より圧倒的に強そうな人が落ちていたりするのを見るとなんとも言えない気持ちになります。おそらくドイツ語で稼いで滑り込んだのでしょうが。そうです、ここで浮かれてはいられないのです。彼らに恥じないような東大生にならなければと身の引き締まる思いです。

入試なんてものは結果が全てです。ルールの範囲で何をやっても戦略です。それは正しい。でも、やはり、彼らの実力は私よりよっぽど上だと思うし、彼らの努力が今回の入試において報われず、私が策略で勝ったことには虚しさすら覚えます。私は結局仮面浪人としても模範的とは言えませんでした。大学の単位だって今年の後期はろくに取れていません。受験生としてまともに勉強を始めたのだって秋になってからです。予備校に通い一浪しても東大に受からず、二浪しても受からず。一般的に浪人として許されるラインを越え、三浪してようやく掴み取った合格とはいえ、裏技を使ったまでのことです。あれこれと綺麗事を言いながらも、結局は「逃げ」の受験をしていました。他の合格者を考えると、私はまだまだ努力も知力も体力も全く及んでいないでしょうし、おそらく入学後、このことはより強く意識されることになると思います。あまり自虐的に言うと今年の不合格者の方に失礼だとは思いますが、この点に関してはどうしても言語化しなければならないと感じました。どうかご無礼をお許しください。

 

「東大までの人」ではなく「東大からの人」になろうと思います。合格発表から1週間近くが経ちますが未だに受かった実感がほとんどなく、一度止まった時計を再び動かすことの難しさを感じます。しかし、進まなければなりません。新しいスタートを慶ばなければなりません。もとより私はその時計を動かすためにここへやってきたのですから。

 

 

 

さて、Twitterに関してですが、今月内に何件かブログ記事を書いた後は鍵をかけた上で基本的には放置となるかと思います。大学垢的なものを作ったので、今後のツイートはそちら中心にしていくつもりです。稀に元のアカウントに戻ってくるかもしれませんが、受験もしないのにいつまでも浪人界隈に居座る大学生になるべきではないと思いますので。

twitter.com

 

受かった方も、落ちた方も、ここからまたがんばりましょう、みなさん。願わくは、どうか私と共に。